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美術館・博物館・デパートでの展覧会を訪ね歩き、近代建築を見て周り、歌舞伎・映画・物語に溺れる日々の『遊びに行った日を記す』場所です。 

「究極の化粧 歌舞伎の隈取と京劇の瞼譜」

神戸ファッション美術館のギャラリーでは仮面の展示が為されていた。




歌舞伎の隈取と京劇の瞼譜は全く違うのだが、化粧をすることでその<正体>が変わるというのは同じだ。
去年の今頃、逸翁美術館で興味深い展覧会があった。
化粧 KEWAI 舞台の顔
当時の感想はこちら

仮面に端正な隈取、瞼譜を施したものが並ぶ展示室。
顔に直にする化粧から更にもう一つ奥へと向かって行けそうだと思った。


毛利臣男のデザイン画も同時に展示されている。


ヤマトタケルの装束は衝撃的だった。
クマソ兄弟の煌びやかなどてらの背にはエビやカニの立体装飾があった。
今回はそれらは紹介されない。

2003年の3月に大丸心斎橋で「毛利臣男の服」展が開催されたことを思いだす。
あの展覧会はとてもよかった。
わたしはスーパー歌舞伎は「ヤマトタケル」より「オグリ」の方が好きで、衣装も初演の「オグリ」が最愛だ。
素敵だったなあ。思い出すだけでときめく。










楊貴妃といえば坂東玉三郎丈の演じたものが本当に綺麗だった。
それからレスリー・チャンが映画「さらば、わが愛 覇王別姫」で演じた「貴妃酔酒」。
古くは梅蘭芳の写真でしか知らない楊貴妃も、夢のように綺麗だった。
梅蘭芳の展覧会を見たときのことを思いだす。
京劇の花 梅蘭芳
当時の感想はこちら

小さな展示だが、豊かな気持ちになる。
3/11まで神戸ファッション美術館4Fギャラリー。

なお常設展示ではヨーロッパの扇が特別陳列されている。
以前にもここで見たが、欧州の貴婦人たちがそれを使う様子を想像し、面白く思った。
なお、日本から欧州へ輸出した扇についてはこちらにまとめている。
貿易扇 欧羅巴がもとめた日本美の世界
当時の感想はこちら

いずれも3/11まで。
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