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美術館・博物館・デパートでの展覧会を訪ね歩き、近代建築を見て周り、歌舞伎・映画・物語に溺れる日々の『遊びに行った日を記す』場所です。 

大正・昭和のモダンを愉しむ その2 「浮世絵モダーン 深水の美人 巴水の風景 そして」

「浮世絵モダーン 深水の美人 巴水の風景 そして」町田市国際版画美術館
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こちらも終了している。見に行ったのが終い頃だからなあ。
ツイッターにいくつか写真を挙げている。

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石井柏亭 東京十二景シリーズから「赤坂」が出ている。これは風景ではなく、それぞれ花柳界とそこで働く女性を捉えたシリーズ。
赤坂が流行りだしたのは軍関係の客が来るようになったからだそう。
上村一夫「凍鶴」にそんな説明があった。自分では調べられていない。

フリッツ・カペラリ 黒猫を抱く女 1915  カペラリの描くその時代の日本の女の良さはちょっと言葉にしにくい。
なんというか、腰巻一枚で狆と遊ぶ女や体の軸をずらして鏡を見る女も皆、二つの肉の合わさり方まで想像できるからだ。
そういう辺りが好きなのだが、これは表立ってはいえない。

五葉の絵を撮影する。
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この女だろうか、福富コレクションにある五葉の春画スケッチモデルは。
とてもよく似ている。

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細部の豊かさが好きだ。
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アールヌーヴォーの美。

深水の美人たちがぞろりと居並ぶ様は壮観だった。
大正期の深水美人が好きなので、とても楽しい。
最初にこのシリーズを知ったのは京文博でみた平木浮世絵コレクションからだったな。
当時あまりに人気で完売した作品が多く、版木もなくなったとか。

山川秀峰の四季の美人画もある。
彼の描く女の眼に惑わされて、高熱の中野間まで出掛けたなあ。

恒富、三木翠山のいい版画もある。

撮影したものを挙げてゆく。
何しろみんな好きだ。
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小早川清の描く女のこの目を振り払うことは難しすぎないか。


風景へ。
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うつりこみがあるが、不思議とそれが森の背後の住宅街に見えてくる。

川瀬巴水の描く風景の良さよ…わたしは結局広重の昔から情緒あふれる風景にしか関心がないのだなあ。
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吉田博 ルガノ町
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そして笠松紫郎、土屋光逸
すてきだ・・・

役者絵もある。






役者絵と言えば名取春仙も。迫力のあるいい絵が多いが、このヒトの美術館は今はどうなったろう…

花鳥風月を描く。
小原古邨の作品が並ぶ。この人はモシモフキヲさんのツイートから知った人だ。
そして今度茅ヶ崎美術館で展覧会もある。

五位鷺、雨中烏
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水に映る月をつかむ親子猿、ネズミ図
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踊る女たち
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ヘレン・ハイドの母子、ジャクレーの南洋の女、大近松全集の口絵を描いた人々…
橘小夢、雪岱で展示は終わった。
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