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美術館・博物館・デパートでの展覧会を訪ね歩き、近代建築を見て周り、歌舞伎・映画・物語に溺れる日々の『遊びに行った日を記す』場所です。 

2018.7月の東京ハイカイ録

人間あんまり暑い日にはハイカイなぞしてはいかん。
しかしやむを得ず出かける人もいる。
「漂泊の思いやまず」と芭蕉だって言ってるではないか。
ということで、この暑いのに三連休都内にいてました。
大阪より暑さマシだということなので、実は避暑かな?

ところで出がけからトラブル発生。
大阪~新大阪の切符を大阪~新今宮と買い間違えて駅で立ち往生。廃棄して新規購入という全くありがたくない状況に。
で、東京ついていつものロッカーに行くと、システムがわからない母娘がオタオタしてたので細かくレクチャーする。親切ポイントを積んでおく。
そのまま出光美術館へ。
展覧会の細かい感想は例によって後日。

歌仙と古筆。これが楽しい。人麻呂900年、神様になってから。
アジアは多神教なので人が神になるのはよくある。近世以降は現人神とか政治的な使われ方をしたり、「僕は新世界の神となる」という危険思想少年が出たりもしたが、まぁ中世までですわな。

暑いなーと言いつつ六本木へ。
今日は「虹はじめてあらわる」の虹さんとランチ。多少の行き違いはあったが、うまいことメルセデスミーでランチ。
よござんしたよ。
ここはクルマ関係だから乗らないわたしには無縁だと思っていたが、素敵なお店ですなあ。
また行きたい。



虹さんと東博へ。地下鉄から大階段で東博へ向かったが、この方が合理的だな。
いつもはさくらテラスを使ってたが、こっちの方がいい。

縄文展。縄文界の大スターが揃う展覧会。
実に楽しい展覧会でした。
これはあれだ、「絶叫上映会」ならぬ「わいわい鑑賞会」にしたらええんとちゃうかな。
みんな縄文好きだから感情を抑えられないみたい。
で、わたしは虹さんが色々と唆してきはるから(とヒトのせいにする)、BL妄想が沸き立ってきて、もうほんと、たいへんなことに。
あれだ、「進撃の巨人」でアルミンがクリスタの代わりに女装して相手を罠にかけた後、アルミンを美少女だと思ったおじさんから「はぁはぁ俺は普通だったのに君のせいでたいへんなことに…」というあれだ。

楽しく見てから四時に退出し、わたしは横浜美術館へ向かった。
上野から快速アクティーに乗ったのだが、一分ばかり寝落ちしたがために、気づけば横浜を出てしまった後だった。
次の戸塚から取って返したが、かなり出遅れてしまった。焦ったなあ…

モネ展。モネ作品と現代美術の競演。モネを媒介にして現代美術を見ると、なんだか道が見えてきた。フィルターでものを見るのは、という否定的な意見もあるだろうが、ニュートラルな意識が現代美術に対して向かないわたしのような者は、この「たくらみ」に乗りたい。そして乗ることで現代美術への眼が開かれてゆくのを感じた。
この展覧会はその意味ではわたしにとってエポックメーキング的な存在になるのを感じた。

花火大会があるのを後から知ったが、さすがに見る気力がなくそのまま東京へ。
暑い日はやっぱり自分を労わろう。


二日目。
辻堂へ初めてゆく。湘南だなあ。いい感じ。暑い…お役所関係の建物の7階にまさかの無料の藤澤浮世絵館がある。
これは凄いわ。
今回は鳥瞰図を楽しみに来たのだが、それだけでない風景画に大いに惹かれた。
フラッシュナシなら撮影可能。
図書コーナーも充実していてびっくりした。
特に小栗判官コーナーが素晴らしい。今度じっくりと読みたいわ。

近くのサイゼリアでお昼して、ちょっとのんびり。なにしろこの後が「徒歩で遊行寺へ」「遊行寺から藤沢本町駅へ」というのが控えているので、ここはやはり水分をとって、たくさん食べて、ぐったりして…とか何とか言うてるうちに一駅戻り藤沢へ。
…ああ、いつもここで間違う。右へ曲がれよ、わたし。

遊行寺へは何度も行ってるのに暑さに負けたか、一瞬自分がどこにいるかわからなくなった。それでスマホさんにおすがりして、なんとかそちらへ。
寺宝をみたが、やっぱりわたしは小栗判官関係が見たいので、それ満足したり、飾り額の勧進帳のいい木彫をみたりと満足。
だが、あまりに暑い。橋の上に来た時、川風の気持ちよさにクラクラしたが、あの坂を上り気力がわいてこず、遊行寺のヒトの勧めに従い、藤沢駅へ戻った。

小田急で代々木上原経由明治神宮へ。
太田浮世絵美術館「江戸の悪」後期。
なかなかよいラインナップ。大いに楽しめた。やっぱり芳幾の無残な絵とかいいよね。
幕末のそういうところが好きだ。

池袋に出てタカセでお茶。


昔ながらの甘いケーキ。そういうところが好き。

用事を済ませお買い物を済ませてから再びタカセ。
例によってオムライスを頼む。



夜中、サッカーの決勝戦を見る。クロアチアがんばれ!
しかしわたしが応援すると…ああ、フランス勝ちましたな。


三日目、例によっていつものロッカーに荷物を入れてから動く。
信仰臙脂…なんだよ、この厨二病的な文字面はー はぁはぁ…
新高円寺にゆきました。
バスはミニバス。それで久しぶりに杉並区郷土博物館へ。
いつ以来かな。
「2.26事件の現場 渡邊錠太郎邸と柳井平八」展以来か。
当時の感想はこちら
今回は「近衛文麿と伊東忠太と荻外荘」…昭和史の人と邸宅と、というのはあれだ、前回のと同じだな。

それからここでは杉並区内の名所案内もしてて、それを見るのがなかなか楽しかった。
いい気候の頃に行ってみたいところがたくさんあり、地図に〇を付けておく。

四谷三丁目へ。お昼ご飯を食べてから消防博物館へ。
久しぶりに桃を食べてうっとりしながら展望室でちょっとばかりクールダウン。



ここから新宿歴博へ向かう。
津の国坂だ…「むじな」ですな。
新宿にはけっこう怪談・怪異譚が多いようだな。
四谷怪談を中心とした展示がとても面白かった。

菊池寛実記念智美術館で竹工芸の展覧会を愉しむ。
堺の田辺竹雲斎の作品はこれまでもよく見てきたが、やっぱり見せ方が巧いと違う。
とても面白かった。

今回はここまで。暑いのでのんびりした。
新幹線に乗り込んだが、塩分も不足してるからと買った江戸の味を守る弁当があまりに辛くて…
それで久しぶりにこれ。


しかーし!!!
暑さに負けたのか、なんと5分後には食べれるほどに溶けてた!
むむむむむ…おいしいわ。

7月の東京ハイカイ、ここまで。
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