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美術館・博物館・デパートでの展覧会を訪ね歩き、近代建築を見て周り、歌舞伎・映画・物語に溺れる日々の『遊びに行った日を記す』場所です。 

吉田初三郎と近世風俗屏風

堺市立博物館に出た。
この大仙公園には奈良橿原・今井町から茶室が移転されている。

吉田初三郎は大正の広重とも呼ばれた商業画家で、鳥瞰図の地図を描き続けた。外国からもバーズアイやはり鳥瞰図の絵師として知られているが、この人の作品はとても楽しい。
昭和八年の十和田湖図には、例によってずーっと向こうに東京を飛び越え大阪を越え下関、そして釜山の文字まで書かれている。北には樺太が。肝心の十和田湖周辺図は子ノ口やなんやかやと観光地がわかりやすく描かれていて、観るだけで楽しくなる。全く珍しいことに南朝の長慶天皇の碑があったことまで描かれていたりする。八甲田山には雪中行軍遭難碑が。
他にも湯田中・渋・上林温泉郷と熊の湯や浅間山まで描いたパノラマ図、白浜、韓国岳まで載る別府温泉図、木暮旅館を中心にした伊香保温泉。しみじみと手にとって眺めていたいものばかりだ。
 
 春の屏風。住吉派の源氏物語、遊楽図などが眼を惹く。地元である住吉屏風も悪くない。京の都を見た人々による『堺』の町づくり。この気概は納屋衆を始めとするあきんどたちの力によるものか。京都の洛中洛外図には二十四孝の筍取りの山鉾が大きく描かれていた。

仁徳天皇陵はじめさまざまな陵墓を航空写真で捉えたパネルがあるが、前方後円墳と言う定義が昔からなぞで仕方が無い。どう見てもあれは鍵穴なのだ。


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