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美術館・博物館・デパートでの展覧会を訪ね歩き、近代建築を見て周り、歌舞伎・映画・物語に溺れる日々の『遊びに行った日を記す』場所です。 

2018.10月の東京ハイカイ

自分でもめちゃくちゃなところがあるのはわかっていた。
わかってはいたが、機会がある間は我慢も見逃しもしてはいけない。
出来る限りアグレッシブに動きたい。
というわけで、長崎から帰宅後すぐに堂島行って、京都から近江八幡行って、休む間もなく仕事と家事と意味不明な親の世話もして猫の始末もして、一泊二日で東京へ出た。
例によってハイカイするのである。
ただし今回は荷物は事前に定宿に送り、わたしは小田原で下車したのだった。

びっくりしたのは小田原までののぞみもひかりもほぼ満席だったこと。
のぞみもぎっしり、ひかりもあまねく。
何のことはない、夢と希望があるようでいて、その実はぎゅう詰めというわけだ。
小田原から茅ヶ崎へ。途中寝てたので湘南は実感できない。
しかも平塚・茅ケ崎・辻堂の駅周辺の様子がごちゃ混ぜになり、自分が茅ヶ崎市美術館へ向かうのか、平塚市美術館か遊行寺か藤澤浮世絵館へゆくのかわからなくなった。
まずい。ここで行動予定表を見てそれに従う。
ああ、事前にきちんと予定表を印刷してると、やはりいざというときに助かりますわ。

茅ヶ崎市美術館。小原古邨展の後期。前期の半券で500円に。
盛況でした。TVで紹介されたから見に来たという層がたくさん。
詳しくはまた別項に挙げるけど、別バージョンの「ぬくめ鳥=雀カイロ」や悲しい目をしたバンなどもみて、いい絵師だなあとつくづく感心。
今度は太田浮世絵美術館が別な作品を集めた展覧会をするそう。そちらも楽しみ。

先にお昼にしようと駅ビルに入り、うどんとてんぷらにしたが、実はこの夜には天丼にうどんと似たようなものを食べてしまい、どうも東京にいるとこうした現象が起こるなと反省。
どちらも某チェーン店で、味がわかっているので食べるのです。

横浜に出てみなとみらい線で馬車道。日本郵船歴史博物館へ向かう。
今まで使ったことのない6番出口で地上へ上がると、横浜の第二合同庁舎の素敵な建物が見えた。

そこを曲がると…あ、見えた。

今回は戦前ポスターなどを見に来たが、それだけで済むはずがない。
そう、ここに来るといつも戦禍で失われた豪華客船たちへの追悼の念が湧き起こるのです。

今回は特にじっくり資料を見た。
パンフレット類も引き出しにあるのを眺めたり。
いいのは旅行ガイドで、「死都ポンペイ」とか「埃及旅行」とかドキドキしたなあ。
実際のポンペイは物凄く快晴の日に行ったからか明るさばかりが記憶に残る。

橋口五葉、小磯良平らの美人画ポスターだけでなく、フジ子・ヘミングの父の拵えたクールなのもみる。
かっこいい時代だったのだ。

みなとみらい線が西武線とつながっているので、そのまま石神井公園へ向かう。
途中小竹向原で乗り換えたが、本当に便利。
それでこの線が出来たとき、たまたま元町中華街にいて「西武球場」行きの特急を見たので写し、妹に送ったところ
「とうとう横浜ベイスターズが西武の二軍になったか」
というムゴイお言葉が返ってきましてなー。ファンの人、怒りはるで。

ついたら四時やから速足で向かう。池のほとりを歩くのをやめて住宅街を延々と。そこから先に分館へ。
そちらでは茂田井武の展示。これがまたとてもいいのですよ。
ゴーシュ、ヤマネコ、ゾウ、「ねむいまち」などなど。
それから公園を抜けて本館へ入り、鳥観図展を楽しむ。
先般藤澤浮世絵館でも大いに楽しんだが、こちらは西武沿線のおでかけマップも出ているのが良かったな。
きっちり閉館時間までいたから鳥観図マスキングテープ手に入れられず。

池のほとりは真っ暗に近いので怖いが、まだ六時でこれだからランナーもいる。しかしわたしは季節性鬱なのでアウト。
季節性討つだと赤穂浪士みたいやな…

池袋から上野に出て、東博へ。特別展はまた来月に回し、今回は常設を楽しむ。やっぱり常設展を楽しませてくれるという点では日本第一のミュージアムだと思う。
コレクション展というべきか。いいよなあ。

足も大抵痛んできたなと思ったら二万歩超えてたか。そのまま宿へ向かう。
荷物も届いていて、フロントの仲良しさんとちょっとおしゃべりして、部屋に入ってから2時間完全に寝落ち。こまるなあ…
初日ここまで。

さて日曜、荷をまた預けてモノレールに乗りに行く。東京流通センターでの同人誌即売会に出向いたのですよ。
丁度わたしたちの愛するキャラの誕生日なので、かれの誕生祝本がたくさん出てましたわ。
好きな作家さんの薄い本をたくさん買いまして、ご挨拶もしようと…しようとして、焦って逆上して、「好きです」しか言えない。
どんなけ純情なんだ、わたし。
「またご感想ください」と言われて、なるほどとも思う。やっぱりきちんと考えて書く方がいいなと。

かつてわたしもあるジャンルにハマって二次創作サイトを運営していたが、そのときいただいたファンレターはやっぱりすごく嬉しかった。
しかしなから、世の中にはやっぱりめんどくさいことを言うてくる人がいて、それが厭さにとうとう感想お断りという方向へ向かった。
感想をシャッタウトして、好きなことを好きなように書いていた時期、張り合いはないが、完全な自己満足があり、それはそれでよかった。こういう人の方が少ないとは思うが、やはりいるのである。

撤収後、浜松町でランチにしたが、ここでもまたフライ物にうどんと言う選択肢をしてしまう。
季節性鬱のせいかもしれない。あんまりものが考えられないのだ。
気分は昂揚しているが、妙なところで具合がよくないということだ。

恵比寿に出た。
山種美術館へ行く。古径の猫神様のお出迎えで始まる展示。
好きな作品も多く出ていてよかった。

本を早く読みたいが、帰宅を早くすればいいというわけでもない。
どこか一人でいられるカフェを道すがら探したが見つからない。
それであっという間に定宿についてしまった。
結局1時間早い便に変えて帰途に就いたが、これが正解だった。
案外客数の少ない車両で、本を読める環境だったのだ。
よかった。

いいキモチで帰宅。短い一泊二日だが、気分は良かった。
また来月までサラバ。

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