FC2ブログ

美術館・博物館・デパートでの展覧会を訪ね歩き、近代建築を見て周り、歌舞伎・映画・物語に溺れる日々の『遊びに行った日を記す』場所です。 

第70回 正倉院展にときめく

毎秋恒例の楽しみ「正倉院展」に今年も参りましたわー。
もう本当に今年も楽しかった。
特に今年は螺鈿キラキラが多くて、目の中にキラキラが飛び込んできて、こちらの目もキラキラになりましたわー☆
イメージ (1422)
この玳瑁螺鈿八角箱のきらきらにまずやられます。
もう本当に綺麗で綺麗で。
そしてじっくり眺めて気づいたのは、鳥も数種いて、それぞれ違う様子を見せているということ。
イメージ (1430)
ここで少なくとも3種の鳥がいることがわかるね。みんなそれぞれ違う。
花が本当に綺麗。
唐でこの表現が生まれ、日本にきたのが、今では本国にはほぼないというのもすごい話。
日本に「正倉院」があってよかった。

イメージ (1423)

海獣葡萄鏡のきらきらしい銀色鏡もあった。動物たちの姿も葡萄も丁寧に作りこまれている。緑青も全然ない。

リストはいつも丁寧でありがたい。こんな感じです。
古人鳥夾纈屛風( こじんとりきょうけちのびょうぶ) 板締め染めの屛風 1扇 縦149.2 横56.7 本地縦141.0 横50.3
呼び名とその読み方、どんなものか、サイズ と4項目に更にどの倉のか前回出品はいつかまである。
わかりやすくて助かる。
それでこの屏風、大きい葉っぱをばっさばっさと描いている。なかなかかっこいい。
その屏風の袋も出ていて、一つは立体的に展示、一つは開いて展示。手描き花柄のシンプルな麻袋。

白布に至っては12mもある。使い道未定の布。

山水図  松らしき木々がちょろちょろ…

イメージ (1425)

可愛い靴もある。2足。
繡線鞋 ぬいのせんがい 刺繡かざりのくつ 1両 長27.5 幅7.6 踵高3.4
繡線鞋 ぬいのせんがい 刺繡かざりのくつ 1両 長27.6 幅8.2 踵高3.3
どちらも爪先の上の部分にリボン飾りがあり、意外に現代的な構造。
可愛かった。欲しいくらい。

そしてこちら。
平螺鈿背八角鏡 へいらでんはいのはっかくきょう 2008年以来。
わたし個人は最初に見たのは学生の時で、それこそ最初にみた正倉院展だった。
ガラスに張り付いたなあ。
イメージ (1431)
素晴らしい…今回も混んだ中だがとてもじっくり眺めれた。

何種か鉢があり形は深鉢でシンプル。重ねるように少しずつサイズが違うのもあった。
シマシマの磁鉢、黒い漆鉢、銀鉢などなど。

沈香木画箱 じんこうもくがのはこ 献物箱 1合 縦12.0 横33.0 高8.9  これは木象嵌でとてもよかった。
一枚一枚に鳥の絵が入ってたりして。

犀の角の如意もある。
イメージ (1424)
その先端。とてもよく出来ている。

面白かったのは銀の匙。
ばらのもあるが、一括りにされたサラのがあった。実用的なんだなあ。
あとは貝殻を匙にしたのもあった。

お琴もある。伽耶琴とはまた違うらしい。
新羅琴という。サイズ全長154.2 幅上方で30.6 羊耳型幅37.0
イメージ (1426)
立派な琴だった。

琴は他にも桐のがあり、類例のないものだとか。

燈心切の専用はさみもある。
先端が実は半筒になっていた。
白銅剪子 はくどうのせんし 灯明の芯切りばさみ 1挺 長22.6 重183.6
昔の人はこれを使って燈心を切ってたのだ。
瞿佑の「剪燈新話」せんとうしんわ もこれかな。

陶磁器の鼓の大きさにもビックリ。三彩。意外だった。

巻物の軸ばかり集めたものもよかった。ガラス、木製、水晶…文様入りもある。

巻きスカート。色もよく残っている。
錦紫綾紅臈纈絁間縫裳 にしきむらさきあやべにろうけちあしぎぬのまぬいのも 女性用の裳 1腰 現存丈86 腰部幅81
イメージ (1427)
可愛いわ。

彩絵仏像幡 さいえのぶつぞうばん 仏像を描いた幡 1条 全長237 最大幅42.5
これは美仏ばかりでとても綺麗だった。

今回は本当に綺麗なものばかりでしたわ。
ああ、まだキラキラが残っている。
目から心へキラキラがきたわ。
また来年も行こう。
関連記事
スポンサーサイト
最近の記事
月別アーカイブ
カテゴリー
全ての記事を表示する

全ての記事を表示する

フリーエリア