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美術館・博物館・デパートでの展覧会を訪ね歩き、近代建築を見て周り、歌舞伎・映画・物語に溺れる日々の『遊びに行った日を記す』場所です。 

2018.11月の東京ハイカイ録

11月のギムナジウムならぬ11月のハイカイ録。
まさかの気温上昇の三日間でしたわ。
いつものロッカーに荷物を預け、日本橋からGO!

わたしはEXIC会員なので72時間チケットが多少割引になるという特典がある。
なので三日間は地下鉄三昧ということになる。
ほんで丸の内線東京駅と日本橋駅とでそのチケットを購入するが、今回は日本橋駅へ。
工事中なのでなんかいろいろわからないことになっていたが、まぁいいか。

銀座線の先頭に乗り上野についてからは9出口からエスカレーターを乗り継ぐ。
出ました、パンダ橋。ここからの方がわたしはストレスフリーなの。
それでまず西洋美術館へ。

ルーベンスですね、ルーベンス。
ネロとパトラッシュが最期を迎えたのはアントワープの大聖堂、キリスト磔刑図の前でだった。
思い出すだけで泣けてくる。
あれで泣かない人とは話が出来ない。
展示室前にその大聖堂の映像などを見てしまうと、もう胸がいっぱいになるわ。
それから展示室に入りほんものを前にするとネロの台詞が口をつきそうになる。
「ああ、神様っ僕はもうなにもいりません」
すまんネロ、法悦の中で天に召される君と違い、いけずうずうしいお姉さんはもうちょっとこの地上にいたいし、たぶん君とは違うところへ向かうみたいだ。

というわけで、ルーベンスの肉付きのよい人々・神々を堪能してから美術館を出る。
今度は都美へ。ムンクよ。

ムンク展は並ばず入ったが、大混雑だったな。
わたしは大昔…1989年11月にブリヂストン美術館でムンク版画展を見たが、その時「吸血鬼」「マドンナ」が版違いで延々と並ぶのを見て気持ち悪くなった。

あれからそんなにも歳月が経ったのかとびっくりだが、今回も感想が同じだから、やっぱり元々ムンクが好きではないらしい。
ただ、「叫び」のスノードームは欲しかったので惜しいことをした。なにしろ小一時間くらい並ばないと無理なレジだったのだ。
後に渋谷西武で販売という情報をもらった。新幹線の中で。ヒーっ

子ども図書館でランチしてから「赤い鳥」展をチラ見。
しかしそんなチラ見で済むはずがないので仕切り直しで後日再訪する。
根津から白金台へ。

旧渡辺甚吉邸の見学会にゆく。予め予約していたのでよかった。
ついたら早速建築関係のお仲間に再会しご挨拶ご挨拶。
皆やはり大好きだもんね。
建物、残してくださるとのことで大変ありがたく思う。
そこから「弥生の家」見学会にも誘われたので、急遽翌日の予定を組み替える。

近くの松岡美術館へ入る。
俑の特集をみるのだが、ここでぐるっとパスを購入したところ、馬の俑の絵ハガキをくださった。ありがとう。
けっこう馬が多いなと展示を見ながら改めて気づくなど。
猫の給仕はお元気そう。

庭園美術館へ向かう。
まだ紅葉が足りてないというか、満ちてない。
日本庭園を見てから建物内部に。
エキゾチシズムをメインにした展示は、このアールデコのお屋敷にぴったりだった。
パリという地から見ればアジアもアフリカも全ては…

一旦新橋で下車し、晩御飯。なにやら肉の詰まったワンタンの塩ラーメンを食べる。
好みの味だったな。
わたしは味噌か塩がいいの。しょうゆもとんこつもニガテ。

そこから再び銀座線で上野へ。全く同じルートで今度は東博。
あれだ、デュシャンに大報恩寺に常設に、と回る。
正直なことを書くと、やっぱりデュシャンはわからないし、「泉」はどう考えても男性用便器に他ならないし、アタマがわろうとしても「ムリやー」と悲鳴を上げてきた。
で、そのまま「大報恩寺 快慶と定慶」に行ったら、これまたとんでもないことが発覚。
そう、わたしは千本釈迦堂の大報恩寺とか思わなくて、堀川寺の内からちょっと行ったところの鳴き虎の「報恩寺」やと思い込んでいたのだよ―――――っっっ
ひえーすんませんすんません。

釈迦十大弟子の阿難陀は美男だとか、富楼那は福留孝介選手に似てるなとか、そんなことしか思いつかなかったな。あとは十人の紹介パネル見て「なにやら技能集団の宣伝みたい」と思ったことは内緒です。

宿へは送迎バスがあるのだが、わたしの手がもう少しで触れそうな位置でバスが発車しちまいやがって悲しく20分を待ちました。
定宿へ入ると、あとはぐったり…

二日目。
予定変更して弥生美術館へ先に行く。
一条ゆかり展。これがやっぱりエネルギッシュで面白かった。綺麗だし、かっこいいし。
それに何より人間の生き方の怖さも教わったなあ一条作品からは。

一旦退出して港やさんでお昼食べてから再び入る。
華宵記念室で「魔性の女」、夢二美術館で「明治の絵ハガキ」を楽しんでから、すぐ真裏の「弥生の家」へ。

ここも素晴らしいおうちでした。
お仲間さんからお話を色々伺い、「おおー」と思うことも多く。
いいよねえ。

次に池袋。古本屋さんがまた一軒なくなるという。


そう、700円が210円、8000円が2400円になったのだ…

そこからサンシャインの古代オリエント美術館へ。
シルクロードの新知見の展示。なかなか面白かった。やっぱりシルクロードが好きだなわたし。
どきどきしたよ…

そのあとちょっと池袋らしい本屋二軒回ってこれまた掘り出し物にホクホクしてたんだが、駅に近い店がまさかの半額でびっくりしてたら、大晦日で閉店とな!!!びっくりしたしショックやわ。

タカセでおいしくオムライス食べてから宿に戻り、支度して再び外出。
東博で今度は東洋館。斉白石の書画を見る。
これがまたとてもいいんだよなあ。
なんというか自由な心になると描ける絵、そんなのが集まっていた。

閉館が21時なので長居したが、とりあえずここから次へ。
鴬谷の萩の湯に行くんだが、さすがにお寺の横とか夜の暗い時に通るのムリ。こわい。
それで大回りしつつ長い道を行く。
電気湯やジェットバスで身体をほぐしたよ。きもちよかった。

入谷まで歩く。23時前だがまだまだ歩く人も多くてほっとする。
宿に戻ってからはTVでクィーンの特集を見てちょっと泣く。

二日目ここまで。

最終日。やっぱりぬくいぞ。
東京駅のいつものロッカーに放り込んでから大手町に出て乃木坂へ。

国立新美、ついたら東山魁夷展の行列が凄いことに。
こらあかん。
わたしはボナール展へはいりましたわ。
のびのび猫とか身体洗う裸婦とかみましたが最後の装飾的な作品もよかった。

地下でお弁当食べたが親切したので気分もいい。
さて東山魁夷へ。

よかったよ。特に京都を描いた小品がよかった。
あとは白馬が好きだ。

初めて相田みつお美術館へ。目的は虹児の展覧会だったが、みつおの人気の一端を垣間見た気がする。
虹児もとてもよかった。

そしてスパンアートギャラリー。


本当にドキドキして緊張のあまりしどろもどろになったわ。
本当に優雅でした・・・

最後は三井へ。少しばかり仏像見てから早めに新幹線の時刻を変える。
楽しいハイカイの後は薄暗い家へ帰るのだ。

今月もとても楽しく過ごせたなあ。東京をハイカイするのは本当に大好きだ。
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