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美術館・博物館・デパートでの展覧会を訪ね歩き、近代建築を見て周り、歌舞伎・映画・物語に溺れる日々の『遊びに行った日を記す』場所です。 

「フィリップス・コレクション」を愉しむ その2

つづき。

ジャック・ヴィヨン 機械工場 1913年 油彩/カンヴァス 1928
デュシャン兄弟の兄の人。キュビズムぽい作品。しかし実写ぽくもある。
こういうのはやはりこの1910年代の機械工場の実際の姿と関りがあるように思える。

ワシリー・カンディンスキー 秋 Ⅱ 1912年 油彩/カンヴァス 1945
なんだかすごいような景色。さかしま。

オスカー・ココシュカ ロッテ・フランツォスの肖像 1909年 油彩/カンヴァス1941
自分の絵の個性を出すより、この人を普通に美人に描いている。とはいえ、何かを思い出した。プロイスラ―「クラバート」を基にしたカレル・ゼマンのアニメーション作品、あのキャラ造形によく似ている。

フランツ・マルク 森の中の鹿 Ⅰ 1913年 油彩/カンヴァス 1953
写実。なんとなく栗鼠風な鹿。
マルクは「青騎士」の一員。三菱一号館で見たあの展覧会はよかったなあ。
当時の感想
カンディンスキーと青騎士

ハインリヒ・カンペンドンク 村の大通り 1919年頃 油彩/カンヴァス 1953
可愛いぞ、牛のろのろ歩くのが。ちょっとシャガール風な彩色。この人も「青騎士」の一員。
イメージ (1629)

オスカー・ココシュカ クールマイヨールとダン・デュ・ジェアン 1927年 油彩/カンヴァス 1941
モンブランに近い所らしい。山間の川、山の下に広がる風景。それを切り取る。

シャイム・スーティン 雉 1926-27年頃 油彩/カンヴァス 1951
スーティンの展覧会を見てからもう随分経つが、このうねりはやはりクセになる。キモチ悪いようなエグミがあるのに、妙にいい。

ジョルジュ・ルオー ヴェルレーヌ 1939年頃 油彩/紙(カンヴァスに貼付)1947
横顔。わたしはもっとユビュ親父風に描いているかと思ったが、そうでもなかったか。

シャイム・スーティン 嵐の後の下校 1939年頃 油彩/カンヴァス 1940
色々と不穏やなあ。描かれた翌年に入手したのか。そうか。
やはりこうなるとスーティンの死は不運だったなあ。

パウル・クレー 養樹園 1929年 油彩/ジェッソで下処理の施されたカンヴァス 1930
シリーズの一枚。段違いで色替え。こういうセーターもいいなあ。

ワシリー・カンディンスキー 連続 1935年 油彩/カンヴァス 1944
踊る何かがいるように見える。なんだろうな、こういうのは。

パウル・クレー 画帖 1937年 油彩/カンヴァス 1937
あーヤバイヤバイヤバイ、ぐるぐるばかり。へんな眼もあるし。

パブロ・ピカソ 緑の帽子をかぶった女 1939年 油彩/カンヴァス 1994
緑の帽子に青い服の取り合わせか…この取り合わせは良くないんだぞ。ピカソはなぜこんな色の取り合わせに?
イメージ (1630)

ヘンリー・ムーア ファミリー・グループ 1946年 ブロンズ 1947
ロンドンの地下鉄に避難した人々をスケッチ。そこからの製作。
全然関係ないが(ないこともないか)、大阪の御堂筋線は戦時中に突発的に地下鉄が走って大勢の人を救ったそうだ。

ニコラ・ド・スタール ソー公園 1952年 油彩/カンヴァス 1953
えらくべたーと塗っているな…

アルベルト・ジャコメッティ モニュメンタルな頭部 1960年 ブロンズ 1962
この人の回顧展を見たのは良かった。あの展覧会のおかげで今ここにある像を見て、色々なことを想うこともできるようになった。
イメージ (1619)

ジョルジュ・ブラック 驟雨 1952年 油彩/カンヴァス 1953
斜めふりの激しいめの雨。とはいえなぜか今「文学的表現」だと思えた。

ジョルジュ・ブラック フィロデンドロン 1952年 油彩/カンヴァス 1953
テーブルも椅子も金属製らしいな。

ジョルジュ・ブラック 鳥 1956年 油彩/カンヴァス 1966
この鳥は別室で複製品が撮影できるようになっていた。
なんとなく可愛かった。

いい展覧会だった。
2/11まで。
「全員巨匠」、確かになあ。
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