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美術館・博物館・デパートでの展覧会を訪ね歩き、近代建築を見て周り、歌舞伎・映画・物語に溺れる日々の『遊びに行った日を記す』場所です。 

書けそうにない展覧会の感想いくつか

展覧会が終わってから感想を挙げるのがたいへん得意だが(ジマンになるか、そんなもん)、どうしても書けそうにないものを見極めることも大切だと、最近しみじみ思う。
まだ開催中だから云々…などとひっぱってはいかんのだ。
諦めも必要だ。
というわけで、ちょっとまとめた。

・蕗谷虹児展 @相田みつを美術館
何故ここでするのかわからないと思ったが、「平成の終わりに昭和を振り返るシリーズ」を相田で開催だというのでそぉかと思った。
大好きな抒情画の大家である。
イメージ (1632)

イメージ (1633)

イメージ (1634)

これまでこの人の大きな展示は三、四回みている。
最初に見たのは今はなき大阪の三越で。
その時に購入した図録は質がよく、今もこれをたよりにしている。
蕗谷虹児の作品は弥生美術館と新発田市の蕗谷虹児記念館が保存・収蔵しているので今のところ安堵している。
綺麗な作品をたくさん並べてくれて嬉しかった。


・エキゾチックxモダン @庭園美術館
チラシが見当たらない。探し出せないままここまで来てしまった。
ものスゴく好みの内容なんだが、今に至るまで感想が書けないまま。
これには理由がある。
基本的にリストに書き記すのにそのリストがなかった。
書き写すとそればかりに懸命になり、楽しめなくなるので、今回はあきらめて見る方に集中した。
もう一つはこの展示の意味するものを考えたからだ。
欧州から見たエキゾ。
観る側のわたしはどの位置にいるのかを観ながら改めて考えた。
わたしは極東の東アジアの現代の日本人だ。
その点に引っ掛かり、書けなくなった。
それでも一応途中まで書いたのがあるので参考程度に挙げる。


東京都庭園美術館「エキゾティック×モダン アール・デコと異境への眼差し」展は魅力的な展覧会だった。
内容もさることながら、この空間でこうしたエキゾチックなものを見るということ自体が、非常にエキサイティングだと思えた。
ときめきを抑えることなど出来ない。

ただ、惜しいことにリストがなく、85点の作品について正確なデータを記すことが出来ない。
尤もわたしの書くものはデータ重視ではないので、いつものように薄目を開けて読んでくださればそれでいいかと。←いつも大体そうかも…。

「両大戦間期のフランスで花開いたアール・デコ。当時のパリは、1909年の登場から瞬く間に人気となったロシア・バレエ、25年に時代のアイコンとなったアメリカのダンサー・ジョゼフィン・ベイカー、ツタンカーメン王墓の発見、自動車メーカー「シトロエン」が行った大陸横断プロジェクト、そして31年開催のパリ国際植民地博覧会など、様々なトピックで賑わい、アール・デコの美意識と造形にも大きな影響を与えた。
ファッションの分野では、パリを初めて訪れる異なる文化圏の人々や文化にいち早く注目。パリ随一のファッション・デザイナーで、ピカソら前衛美術家たちのパトロンでもあったジャック・ドゥーセは、アフリカ美術の造形にも革新的価値を見出していた。また、ポール・ポワレは中近東風の衣装による夜会「千二夜」を開くなど、その非日常性に着目。モダニティーを触媒として、ジャポニスムといったアジアの動向を再解釈し、色彩やスタイルの刷新につなげた。これらの背景には、建築家でデザイナーのアイリーン・グレイや装飾美術家のジャン・デュナンらに漆を教えた菅原精造など日本人美術家の存在もあった。
 本展では、アフリカやアジアに取材したダイナミックな絵画、彫刻を含め、30年代美術館、装飾美術館、モビリエ・ナショナルなど、フランスの美術館が所蔵する、国内初公開作品を中心とした約85点を紹介する。」


この紹介分の中でわたしの偏愛する対象がいくつも見受けられる。
・アール・デコ
・ロシア・バレエ
・ジョセフィン・ベイカー
・ツタンカーメン王墓の発見
・ポール・ポワレ
などなど…
そう、1920-30年代の輝きは他に代え難い魅力を放っている。

日本を代表する「アール・デコの館」、その各室に「エキゾティック×モダン アール・デコと異境への眼差し」の何かが仕掛けられていたり、設えられている。
期待が膨らみ、部屋を回るのがとても楽しい。

・・・とここまで書いて挫折した。
やはりリストが欲しいなあ。
既に図録は完売したという。次の巡回は館林。しかしこのアールデコの館で見るから楽しいということを考えると、館林の展示は全く別だと思った方がいいのかもしれない。


他にも多くの挫折があるが、とりあえず今日はここまで。
いつか万一書ける日が来れば何の脈絡もなく挙げるかもしれない。
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