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美術館・博物館・デパートでの展覧会を訪ね歩き、近代建築を見て周り、歌舞伎・映画・物語に溺れる日々の『遊びに行った日を記す』場所です。 

四月の東京ハイカイ録

大阪から静嘉堂に行こうという場合、新幹線で品川で下車、大井町なり五反田なりに出て東急大井町線に乗るのがいい。
大井町だと直行、五反田だと間に地下鉄を挟むが、とりあえずそれで二子玉川へ。
普通車だと途中旗の台辺りで急行に乗り換えも出来る。
そこからバスを待ち31系統の成育センター行きに乗る。
わたしはこれで9:26品川着で10:30静嘉堂入りが出来た。
開館と同時はさすがにしんどい。

備前の日本刀をメインにした展示で、初日から多くのお客さんが来ていた。
「刀剣乱舞」を知らないわたしには「刀は刀」なのだが、熱心にみつめる女性客の視線と姿勢にはこちらも熱くなった。
いい時代だ、その意味では。自分の好きなものを好きだと公に出来るのだ。
多くの女性客のときめきを想像して、刀コーナーを見て回った。

自然光の入る場所で曜変天目が鎮座ましましていた。
ただ、朝の明るすぎる時間帯が災いしたか、青みの美しさが堪能できなかった。
これは少しばかり残念。
曜変天目、三館同時開催を記念したクリアファイル購入。
いいものを出したなあ。こうして並べると、全く違う個性を持つのがよくわかる。

なお展覧会の個々の詳しい感想はおそらく後日に挙げます。
最近はわたしも大いに劣化して書けないことが多いので「一切の希望を捨てよ」じゃないけど、期待なんかしないでください。←誰もしてまへんがな。

花がまだまだ綺麗なので嬉しい。
花については後でまた集めよう。

さてわたしは二子玉川駅に戻り、エキナカのしぶそばで姫甘皮筍と菜の花天うどんを食べましたらやね、その姫甘皮筍がたいへん美味しかったのよ。これはええのう。
ああ、錦水亭は行ったから、今度は筍亭に行きたいよ…

松濤美術館で「女おんなオンナ」展を見た。
以前に猫、犬、とかな・漢字・カナの展覧会がここであったから、いずれは男おとこオトコ展もあるだろう。
浮世絵の展示。アルコーブが春画コーナーになっててよかった。
まあまあ面白いものを見たので満足。

そのまま半蔵門へ。
国立劇場の情報館で幕末の名優の浮世絵をみる。
三世豊国のいいのがたくさん出ていて楽しい。
天保から慶応まで。
こうして見るとそのもう一世代前の化政期はやっぱり凄いな…
いや、こちらもよいけど、なんせ向こうには五世幸四郎、三世菊五郎、五世半四郎らがいるからのう。
こちらは八世団十郎、四世小団次、三世田之助、五世菊五郎、後の九代目團十郎もいるが。

久しぶりに半蔵門ミュージアム。開館一周年らしい。早いなあ。
シアターで大日如来についての番組を見るが、その前に中村晋也の順陀像の映像などを見る。かなり画質がいい。
いよいよ展示。
「涅槃図」をみる。江戸時代中期のもの。ジャコウネコらしきのがいた。
ガンダーラ仏のよいのも見たし、機嫌よくそのまま麹町駅へ。
あっ「泉屋」の本店だ。忘れてた、ここにあったのだ。

東池袋に行き、少々買い物を済ませてから、洋菓子のタカセへ。
もうサバランはなかったが、他のケーキは少々。
三階に行きオムライスを頼んだついでにイチゴショートをたのむ。
もう六時過ぎなのでカフェインは困るのよ。
どちらも美味しくいただけました。よかった、これはいいな。

JRで上野に出て、ここで科学博物館のチケット忘れに気づく。しもた、来月に延期だ。
東博へ。
東寺の仏像大集合。仏像曼陀羅。
帝釈天は男前、ゾウは可愛い。

しかしながら常々思うことだが、こうした展示は本来あるはずの仏像への畏敬の念を失わせるものだなあ…
「美術品」との遭遇による感動はあるのだが。
そう、仏像と言う美術品。

初日ここまで。


二日目。
朝のうちに隅田川沿いを散歩。ソメイヨシノはほぼ散ったが、関山、普賢象などは盛り。

混みそうなのでまずは汐留のモロー展。
とてもよかった。パリのモロー美術館からこんなにも来てくれてうれしい。
そしてモローとルオーの師弟の心のつながりにも感動。

山種美術館では「花flower華」展、花を堪能。
そこから徒歩で國學院へ出て軍記物の比較を面白くみる。
山種に戻りカフェでおいしい和菓子をいただく。

出光美術館では「六古窯」展を見たが、先に山種で花の絵を見ていて本当に良かった。
心に残る花々が、出光の古くて大きなやきものに活けられるのを想像して、とても楽しい。




こういうコラボ、楽しい。

LIXILギャラリーで「吉田謙吉12坪の家」を面白くみる。
人間、いくらでも工夫が出来るものだ…

最後は高島屋に新しく出来た高島屋史料館東京で村野藤吾の高島屋増築の苦心をみる。
これもまた工夫と苦闘の話で、資料を見て胸が熱くなった。

日本橋さくら通りを通って少し残る桜をみる。
東京でも花見が出来て楽しい。

また来月までさらば。
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