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美術館・博物館・デパートでの展覧会を訪ね歩き、近代建築を見て周り、歌舞伎・映画・物語に溺れる日々の『遊びに行った日を記す』場所です。 

三原順カラー原画展 札幌からようこそ ―「花とゆめ」表紙絵など

カラー原画の美も堪能したが、カラー原画と雑誌表紙絵になった時の違いなどを見ていきたい。
また、掲載号についての思い出話も挙げる。

まずは前日既に挙げていたロナルドとその愛娘。
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上東側にオレンジと白のチックが入り、雰囲気が変わる。

この号には山岸凉子「スピンクス」が載っている。
単行本が出た時に購入したが、話を本当に理解したのは掲載号を見てから数年後だった。
「アホ先…」は単行本化されなかったが、面白い作品でたまに脳内再読している。


こちらの原画も既に挙げている。
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縦書きの「ガラスの仮面」「スケバン刑事」「いただきま~す」と「チリリンふたりのり」は覚えているが後の記憶がない。
巴里夫さん、活躍されていた頃か。


こちらも。
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ああ「ピグマリオ」が始まったか。「パンと懐剣」「ぴとぴとぴっとん」が懐かしい。


この次の号からわたしは購入し始めた。「そして門の鍵」後編が載っている号である。
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もう一号早く買い始めていればこの表紙絵を見ていたのだなあ。

既に「結婚の条件」が始まっているのか。
次号での「ガラスの仮面」はマヤちゃんが「わたしは美登里さんになれない」と「たけくらべ」が難しいと泣くシーンから始まっていた。

わたしが最初に読んだ「花とゆめ」は1975年20号で、竹宮恵子「夏への扉」完結編と水野英子「ローヌジュレエの庭」後編が掲載されていた。「はみだしっ子」は19号に「だから旗ふるの」があるが、20号はなし。
これはオジが買ってくれたのだ。



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小さく四人がいる。

「瞳、ひらいて」と「エルベの王冠」があるか。「エルベの王冠」が未完なのは実に惜しい。
今思えば「瞳、ひらいて」はOfficeYouあたりで読みたい作品だったように思う。


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車輪に花の表現がミュシャ風でもある。
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「若さま」はいま読み返しても笑える作品で面白かった。
「なに、ほんの十億じゃがの」…いかにも魔夜さんらしいギャグもふんだんで。
「バカな女の恋物語」も面白かった。「ヤキソバ」を「ヤキンバ」と誤読した女子高生の破壊的な行動力が忘れられない。
作者、山本まゆりさんだったのか。びっくりした。わたしはこの人の同人誌の方をかなり所蔵している。


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珍しく和ものが一つ。オバケ提灯が可愛い。


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わたなべまさこ「百塔」がある。わたなべさんの原画展の際、「百塔」がどんなに待ち遠しかったかを話したかったが、「金瓶梅」の話になってしまい、しかしよろこんでいただけ、サインだけてなく色々かいていただいたことも宝の想い出だ。


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雑誌表紙とその原画はここまで。

次にほかのカラー原画をみる。

先般の「ロングアゴー」にまとめるべきだったが、こちらへ。
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ロナルドの眼がとても綺麗。

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ルーとソロモン
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実はいまだにこの作品とは無縁なままである。
わたしは犬や猫がちょっとでも憐れなのは読めないのだ。

壁面に飾られた家族写真、その表現の良さを堪能する。
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サイズは大きくないのにとても濃やかに描かれている。


画風の変化がはっきりしてきた。

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この当時、こうした表情は三原順、森脇真朱味のキャラがみせていたが、非常に魅力的だった。


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修復されたカラー原画
今回、その経緯やどのように修復されたかを知ることが出来てとてもよかった。

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カラー絵の繊細さを改めて知る。修復の大切さがもっと広まればよいのだが。

場内の展示の様子
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後期にも行きたいと思っている。
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