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美術館・博物館・デパートでの展覧会を訪ね歩き、近代建築を見て周り、歌舞伎・映画・物語に溺れる日々の『遊びに行った日を記す』場所です。 

もうすぐ行くぞ!ブライス・コレクション♪

もうすぐ行くぞ、ブライス・コレクション!

ということでオフィシャル・ブログを訪問しました。
このなかに「おっ」というのと「あっ」というのを発見。

『飴売り』 これ、唐人飴ですね。
やっとその風俗がアタマの中に入った。
岡本綺堂の『半七捕物帳』の中に書いてあったのだ。
大変嬉しいです。わたしは半七捕物帳の大ファンなのだよ。
(明治の世になり、幕末頃の岡っ引き時代を半七老人が語る捕物帳)
以下『唐人飴』より抜粋。

「・・・前略・・・ひと口に飴屋と云っても、むかしはいろいろの飴屋がありました。そのなかで変っているのは唐人飴で、唐人のような風俗をして売りに来るんです。これは飴細工をするのでなく、ぶつ切りの飴ん棒を一本二本ずつ売るんです」
「じゃあ、和国橋の髪結い藤次の芝居に出る唐人市兵衛、あのたぐいでしょう」
「そうです、そうです。更紗でこしらえた唐人服を着て、鳥毛の付いた唐人笠をかぶって、沓をはいて、鉦をたたいて来るのもある、チャルメラを吹いて来るのもある。子供が飴を買うと、お愛嬌に何か訳のわからない唄を歌って、カンカンノウといったような節廻しで、変な手付きで踊って見せる。まったく子供だましに相違ないのですが、なにしろ形が変っているのと、変な踊りを見せるのとで、子供たちのあいだには人気がありました。いや、その唐人飴のなかにもいろいろの奴がありまして……」

これです。嬉しいわ。なるほど納得な感じ。実物に向き合う前の喜びでした。


さてその次。
『松に鶴図』 森徹山の絶筆。わたしの持つ『古美術』'75『森派特集』に掲載されてましたね。当時は『千羽鶴』というタイトルでしたか。
ここには大倉で見た『雨中の狸』も掲載されていて、嬉しい本なのだ。
この絵を見ると、甲斐庄楠音の絶筆『畜生塚』を思い出した。あれも群れの絵だった。女たちの群れ。これは鶴の群れ。群れなすものたちが絶筆だというのは、どういう心持なのだろうか。状況は異なるにしても、少し考えさせられる。



今回『若冲』のために丸々1コーナーあるそうだが、わたしが子供の頃は、若冲=トリ=若冲という認識があった。
関西に住むからかも知れない。近所に若冲の襖絵の寺もあり、持つ旧家も多かった。模写も多かったと思う。
トリだけでない若冲の魅力が知られるようになったのは、本当にこの数年だと思う。
・・・・・・とりあえず、気合が入るぞ?!
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コメント
若冲の存在を知ったのは、数年前ですが凄い集中力というか「お絵かきオタク」ですね。そんな彼の作品が、遊行七恵さんの身近にそんなにあるのですか?もっとも、若冲自身は当時自分の才能をどれくらい認めていたのでしょうね。世に出ることには全く無関心だったのかしら?
2006/07/13(木) 18:12 | URL | red_pepper #-[ 編集]
こんばんはred_pepper さん

はっきり申しまして、あります。
真作・模写が近所にあります。それだけでなく例えば兵庫ですと、休館中の滴翠が色々持っています。
京都市内の旧家でも色々見かけます。
たとえば今開催中の祇園祭の宵宵山の屏風祭りなどで、見せてくれます。
代々米屋の友人の蔵には若冲と堂本印象がありました。
わたしの住む市内にも有名な寺があります。
戦後に流出(旧家の持っていたのが、お米に化けた)というのが多いのでは、と言うのが私の母の意見です。
わたしはトリがニガテなので、子供のころは本当にコワかったです。

今日ご年配の方々大勢とお話しする機会がありまして、若冲の話を訊ねますと、戦前、地主さんの家で見たとか、京都の博物館にあるやん、という答が色々来ました。
納得しました。
以前から若冲は京大阪では親しまれているのでした。
若冲のお人柄などについては、いつかsekishindhoさんが挙げられるのをお待ちしましょう♪
2006/07/13(木) 22:10 | URL | 遊行 #-[ 編集]
どんなコメント書こうかな~、などとノンビリ読み進みましたら、ed_pepper さんへのコメントの最後に強烈パンチ。
遊行さんにこんな事書かれたらプレッシャーで手足に脳みそまで麻痺してしまいます。
取り敢えず、「ミュシャ」書きましたからご勘弁を。。。です。
2006/07/14(金) 00:01 | URL | sekisindho #-[ 編集]
おお、ミュシャ。
ふと思いましたが、ルノワールとミュシャが日本人に一番愛されている(受け入れられている)洋画家のような気がしました。

それはそうと、若冲がダメなら国芳はいかがですか。
2006/07/14(金) 15:44 | URL | 遊行 #-[ 編集]
若冲の生涯は面白いことには間違いないのですが、国芳も劣らず面白いですね。
特にアルチンボルドのような『みかけハこハゐがとんだいゝ人だ』など
その作品も興味深いです。
すぐその気になって・・・まぁ、いずれ取り上げねばとは思います。
2006/07/14(金) 23:42 | URL | sekisindho #-[ 編集]
昨日行きました、若冲に関してはもっと展示数があるのかと思っていましてガッカリ。日本人は若冲好きなんですかね、以前行われた若冲の展覧会のカタログも完売したと今回のカタログに書いてありました。
それはそうと僕のブログにも書きましたが最後の第四室は必見です、ずっと照明の変化を見ていたくなりますー時間配分におきをつけて!
2006/07/15(土) 12:36 | URL | oki #-[ 編集]
☆sekisindhoさん こんばんは
私は国芳とその一門が大好きなので、すごく期待いたしております。
彼の戯画や武者絵や風景画も楽しいです。
ぜひぜひ♪
それはそうと、sekisindhoさんはこの展覧会は行かれないのですか。
わたし、朝一番から行きましたら、ちょうどいい混雑具合でした。
TV放送後は混み混みになるのではないでしょうか、

★okiさん こんばんは
>日本人は若冲好きなんですかね
好きなんとちゃいますかねぇ、なんしか私の子供のころから、わりと若冲て目に付いてましたよ。わたしはトリフォビアなので常に顔色が悪くなってましたが。結局関西の画家なので首都圏では「新発見」なのではないでしょうか。
今日参りましたが、照明がすばらしすぎて作品そのものを云々できないほどでした。書き上げるのに時間がかかりそうです。
2006/07/15(土) 22:54 | URL | 遊行 #-[ 編集]
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