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美術館・博物館・デパートでの展覧会を訪ね歩き、近代建築を見て周り、歌舞伎・映画・物語に溺れる日々の『遊びに行った日を記す』場所です。 

地球の旅人

久しぶりに写真美術館に来た。
okiさんからいただいたチケットは『地球の旅人』。
わたしは都会の迷子。
img617.jpg


地球の環境悪化は人間の責任だから、なんとかしないといけないが、方法がわからない。
何が生きているのか、何と共存しているのかも実はわかっていない。
だからこうした写真展に行く。
行って、知る。

今回三人のカメラマンの作品が<地球の旅人>と題されて展示されている。菊池哲男・前川貴行・林明輝。ネイチャーフォトグラファー。
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山岳、白熊、ハクトウワシ。
カメラマン各人の視線と志向と<なにか>で、生まれてきた作品たち。
Wildlifeを撮り続けたと言えば、星野道夫さんがすぐに思い浮かぶけれど、彼の後の世代にもこんなにすばらしいカメラマンたちが生まれているのだ。

熊の親子。img620-1.jpg

かわいいーかわいいーとしか言葉が出ないけれど、巨大な写真パネルには、シャケをくわえて突っ立つ大熊もいるのだ。
ナイゾーはみだしたシャケ。img619.jpg

食べる側も食べられる側も生きている・生きていた・生きろ。
クマママとこぐま。慈愛というのが感じられる表情。
シャケ噛むのも子供抱っこしてるのも同じ。

山の上にすごい光が差している。
見たことのある景色。アルプスの少女ハイジのオープニング映像。
それが作り物でなく、現実にも存在する景色だと示してくれる写真。
その写真を撮るための努力もすごい。
撮る人がいないと、ここで見ることは出来ない。

ハクトウワシ。img616.jpg

イーグルサムと言えばアメリカの象徴。
嘴が可愛いような気がする。眉をひそめたような顔。不機嫌そうな顔に見えて、案外ご機嫌さんなのかもしれない。傲岸な顔つきでもフレンドリーということもある。
一羽二羽ではなくバサバサ羽音がするくらいの数で、そこにいる。
関係ないが去年のいつか忘れたが、ロシアのクレムリンで<働く>ワシたちが予防接種受けたというのを新聞で読んだ。
彼らはカラスとか撃退する用のガードバードなので、鳥インフルエンザを避けるために予防接種したらしい。
わかるようでわからないロシアの話。

この展覧会で一番気に入ったのは、モミジの写真。赤と緑が入り混じるモミジを見上げた視線からの撮影。空に張りつくモミジたち。その空の色は白い。
まるで白磁の皿にモミジが描かれているように思えた。

三人のカメラマンのうち、お二人が来場されてて、気さくにお客さんとお話していた。
わたしはそれを見ながら自分かってな空想に入っている。作者の意図しないところで楽しみをみつけて歩くのもいい。

嬉しいことに絵葉書をたくさんもらった。フリーアドカード。こういうのが一番嬉しかったりする。ありがとう。
地球の旅人。(宇宙の放浪者というのもあったな)


ところで、土曜日は東京ビショビショでした。
大雨の中、大倉集古館から次に本当は目黒へ行こうとしてたけど、その庭園美術館をあきらめて、神谷町に出て恵比寿ガーデンプレース目指して、延々とムービングウォークを行く。
次にたばこと塩の博物館に行くから、ハチ公バスの時間をチェックしておく。なんしか恵比寿から渋谷はJRなら130円で、駅から延々と歩くけど、このハチ公バスなら100円で神南郵便局まで行ってくれる。
どちらも駅から離れているから、こことたばこに行く人はこのバスをお勧めします。なんとなく楽しいバスです♪
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コメント
こんにちは。
東京出張、お疲れ様でした。
おかげさまで、またまた、いろいろ東京情報、知ることが
出来ました。
「ハチ公バス」とか「めぐりん」とか、最近、楽しい公共バスが出来て、とても嬉しいです。
2007/01/11(木) 07:57 | URL | 一村雨 #-[ 編集]
一村雨さん こんばんは
あのバスはいいですよ、ちっちゃくて乗りやすいし短い距離に停留し続けるし。
乗り換えもきくので重宝です。

この展覧会は本当によかったです。
ネイチャーワールドだなーと思いましたよ。
2007/01/11(木) 18:38 | URL | 遊行七恵 #-[ 編集]
遊行さん今晩は。
チケットお役に立てたようでうれしいです、僕は明日の夜間開館に行きます。
チケット交換はほかの人ともしているけど、遊行さんの場合は何しろ交通費がかかるでしょ、入館料くらいただになればと思うのです。
庭園美術館は「ぐるっとパス」を買われたなら、二月のアルフレッド・ウォリスに回したほうが賢明ですね、まあその展覧会も東京新聞主催なので「ぐるっとパス」買われていなくてもチケットは手に入りますので送って差し上げられます。
ところで写真美術館は入館者一人当たり一万円使ってもらわないと採算がとれないとどこかでききました。
細江の展覧会カタログも会場限定カタログとしてではなく、一般流通の書籍として販売しているのは採算を計算しているのでしょうね。
2007/01/11(木) 21:46 | URL | oki #-[ 編集]
フリーアドカード
こんばんは。
TBありがとうございました。

フリーアドカード私も大好きです。
一時期沢山集めていました。
何でも集めたがるクセがあるもんで。

今回の写真展のカードはこれまた
よくできていましたね。

それにしても土曜日大変でしたでしょう。
風邪などひかれませんでした?
2007/01/11(木) 22:15 | URL | Tak #JalddpaA[ 編集]
★okiさん こんにちは
色々ありがとうございました。
館長が福原さんに替わってからは、経営ということも考えれるようになり、よかったと思います。
細江英公の写真も大変よかったです。


☆Takさん こんにちは
このアドカードはたいへん良くて、それでとうとう何も買わずに帰りました。
チラシもよかったですね。
風邪は大丈夫ですが慢性横着炎が出ています。(笑)
2007/01/12(金) 11:29 | URL | 遊行 #-[ 編集]
僕もいってきました。
夜間開館なのに出品者二人が来場していましたね。
カタログを買うと菊池の絵葉書集をプレゼントしてくれました、いいですねー。
白馬に魅せられた菊池が「すべてのものが神によって生かされている」と書いていましたが、その心境をずっと考えていました。
菊池と前川は強烈なアピールを感じますが、林の作品からはややアピール性に乏しいと感じましたが遊行さんはいかがでしたか?
2007/01/13(土) 23:03 | URL | oki #-[ 編集]
okiさん こんにちは
アピール性の乏しさが、林の個性なのかもしれないと思いました。
つまり自然の中に分け入って行く菊池・前川と自然をみつめる林、という受け取り方をしました。
視線の違い
志向の違い
・・・そんな感じではないでしょうか。
2007/01/14(日) 12:19 | URL | 遊行七恵 #-[ 編集]
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