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美術館・博物館・デパートでの展覧会を訪ね歩き、近代建築を見て周り、歌舞伎・映画・物語に溺れる日々の『遊びに行った日を記す』場所です。 

フィラデルフィア美術館展

京都市美術館で7/14から始まったフィラデルフィア美術館展 印象派と20世紀の美術を見に行く。珍しく初日に出かけた。9/24までだがとりあえず。(10月からは東京へ)
80点弱の作品が5章に分かれて展示されている。
詳しくはこちらのサイトへ。
http://www.phila2007.jp/index.html
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今回も長々と感想を書きます。
なお画像のリンク先は全てフィラデルフィア美術館のサイトです。
1、写実主義と近代市民生活
コロー『泉のそばのジプシー娘』 わたしはコローの人物画が好きだ。彼は生前は4点しか人物画を発表しなかったそうだが、死後探したら出るわ出るわで140点もあったらしい。
コロー描く女たちは(都市の女も森の女も物語の女も)皆とても魅力的だ。
いつまでも見ていたいよさがある。
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このジプシー娘は、膝と指で瓶を支えている。左手でなんとなく胸元を押さえている。
物思いにふけるというのではなく、画家のモデルになっているという感じだが、やや伏せた顔立ちは静かで、娘にしては多少おとなびている。
色彩もいかにもコローらしい。

ところであんまり田園や農作業に関心が向かないので、『テルニの山羊飼い』をマジメに見なかった。向こうに夕日が差しているな、と言うくらい。

クールベ『スペインの女』 これがまた一目見ただけで「ああ、いい女だな」そう思った。
青いドレス、うねる黒髪、膚の色。
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きつい顔立ちで眉も濃く、うっすらひげも見えるところがいかにもラテンの女で、かっこいいなーと思っていたら、解説にはこんなことが書かれていた。
「当時は女性を醜く描いたと非難された」・・・え゛? そうか、時代の違いか。
ナマナマしい良さがズンッと来て、いい女にしか、見えなかった。

一方『海辺に横たわる裸婦』 こちらはカバネルの裸婦を思わせるようなアカデミックな裸婦像で、クールベ自身もウケ狙いだったらしい。なるほどこちらの女の方が物議をかもさんわな。
http://www.philamuseum.org/collections/permanent/59522.html

ブーダン『トゥルーヴィルの眺め』 雲の王様と呼ばれた画家だけにモアッと雲が広がっている。雲もいろんな種類があり、天候がそれでわかるのだが、ブーダンのこの空はやっぱり曇天と言うやつだった。

『エトルタの浜辺』 ノルマンディーの奇岩風景。どう見てもゾウさんの横姿、または竜が首を水面に突っ込んでる。モネもブーダンもみんなこの景色が好きらしい。
日本で言えば橋杭岩のようなものかもしれない。いや能登の軍艦島かも。
この崖の名前を知った。アヴァルというそうだ。

マネ『キアサージ号とアラバマ号の海戦』 南北戦争を背景にした作品で、マネは別に特派員ではないから、新聞記事から着想を得たらしい。木切れにすがりつく人を救い(掬い?)に行くボートなどがある。空は青暗い。船の帆も暗かった。

『カルメンに扮したエミリー・アンブルの肖像』 これもいい女だった。カルメンか。水色ドレスがはちきれそうな胸元、赤いボレロ、ベージュのレースショール。
エミリー・アンブルは北アフリカ出身と言うから、アルジェかその辺りだろうか。
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2.印象派とポスト印象派 光から造形へ
ドガ『室内』 出た。この絵は以前から知っている。ヤヴァイ。間近で眺めると、ますます不穏。葉書も販売されてたけど、資料は以前からあるので買わなかったが、やっぱり不穏。床に落ちてるものは・・・この態度といい・・・この絵は実際見た方でない限り、細かい説明はしにくいのでした。
ところで作品についた解説がちょっとはずれてるのでアレレと思い、後でカタログを眺めると、抜粋しすぎ。全文を読むと学芸員J・A・トンプソンさんの意図も知れるのだが、ナゼこんな抜粋の仕方を京都市美術館はしたのだろう。東京でもそうするのだろうか。
http://www.philamuseum.org/collections/permanent/82556.html

『14歳の小さな踊り子』 可愛いブロンズ像にリボンやチュチュが本物と言うバレリーナ。
後ろ手に手を組んでうーん、と。少し田畑智子に似ている。麗子と言うより於松かも。

ピサロ『ラクロワ島、ルーアン(霧の印象)』 
http://www.philamuseum.org/collections/permanent/101742.html
白い点描。不可思議な静けさ。どことなく、なにか。こういう作品を見ると、牛島憲之を思う。白い花火のようなものが見える。霧の中、白い闇。

モネ『マヌポルト、エトルタ』 先ほどのアヴァルの崖を別な方向から描いた。
http://www.philamuseum.org/collections/permanent/101732.html

『アンティーヴの朝』 地中海の町。木が素敵だ。この絵はゴッホの弟テオが所持していたそうだ。なんとなくこの絵を見ると西脇順三郎の詩を思い出す。
http://www.philamuseum.org/collections/permanent/72108.html
海の向こうの白い町。手前の木々はモネ色をしている。この木に別れを告げてから海を渡ってあの町へ行こう。

『睡蓮、日本の橋』 ごて塗りだが、もう目が見えなかった頃か。
http://www.philamuseum.org/collections/permanent/69328.html
ちょっとせつなくなる。

今回の展覧会の主役として選ばれたのは、ルノワールの『ルグラン嬢の肖像』 これは数年前ブリヂストン美術館でルノワール展が開催されたときも主役になった少女。
チラシにも建物に掛かる垂れ幕にもなった。
まだ若くて肖像画で暮らしていた頃のルノワールの作品。しかしとても少女は愛らしいし、賢そうに見える。やや大きめの唇が静かに両端をあげている。黒いスカートドレス、白いブラウス、そして首に巻いた青いスカーフ、同じ色のリボン。青色の抑制がいい。

その十年後の『アリーヌ・シャリゴの肖像』 ルノワール夫人。息子を産んだばかりの健康そうな女の人を、正面から描いている。帽子にピンクの花を飾っている。丸々した幸せそうな人。ルノワールの息子で映画監督ジャン・ルノワールの写真を見ているが、彼はどうやらお母さん似らしい。ルノワールの描く人々で丸々した人々は、彼の筆の個性だと思っていたが、写真などを見ると全く絵と変わらぬので、実はルノワールは身近な人々に対してはリアリズム絵画の人だったのでは、と思うことがある・・・
http://www.philamuseum.org/collections/permanent/104474.html

『大きな浴女』 表情が優しい。なんとなく親しみを感じる。
たぶん、・・・。
http://www.philamuseum.org/collections/permanent/72391.html
帽子や布が横に寄せ集められ、この女の人は微笑んだまま髪を手でかきあげ・・・。

『レース編みをする少女』 少女の顔にはあまり関心が湧かないが、その背景の色と少女の服とがいい。ボビンレースも出来そうな手つき。綺麗なオーガンジーの服。
http://www.philamuseum.org/collections/permanent/59587.html

ゴッホ『ルーラン夫人と乳児マルセルの肖像』 黄色だからゴッホだし(先入観は良くないゾ)構図もゴッホなのだが、赤ん坊を見て一瞬「・・・ルソーかな」と思った。そう、この赤ん坊。なんとなくナゾな赤ん坊。
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ゴーギャン『聖なる山 パラヒ・テ・マラエ』 ゴッホの死後にここへ来て描いた作品。
手前の紫の花、柵は髑髏とこちらのピアスの形からの発想、向こうにはへんなトーテムがある。この柵が禁足地の印かもしれない。
http://www.philamuseum.org/collections/permanent/73569.html

セザンヌ『風景、オーヴェール』 緑がいい。薄茶色の塀、茶色い屋根、溢れる緑・・・午後の静かなひと時。シェスタをするのもいいだろう。静けさが財産にもなる。

『ジヴェルニーの冬景色』 これが本当に良かった。セザンヌのある種の特性がよく出ている。塗り残しのキャンバス、それが冬を感じさせる。白い空気がそこにある。
http://www.philamuseum.org/collections/permanent/62355.html
油彩と言うより水彩のような味わいがある。
ところでこのフィラデルフィア美術館のコレクションでは、セザンヌ先生の作品が群を抜いて多い。

ロダンの『考える人』『永遠の青春』も来ていた。ぐるぐる回って眺める。

ホアキン・ソローリャ『幼い両生類たち』 初めて知った画家。百年前の水辺の光景。ちびっこたちがご機嫌で水遊びしている。浅いところなのでおしりも頬も泥まみれ。可愛いちびっこちゃんたち。そう、水陸両生なのだった。愛しさが溢れてくる。
この絵は解説によると、当時のスペインで「社会性の欠如」を言われたそうだ。今では別に誰もそんなことを思うまい。社会性だの思想だの影だのがこの絵にあっては、却って絵の良さが損なわれる。この絵は見ていて幸せな気持ち・楽しい気持ちになるのだ。それでいいと思う。この絵の6年後にここで回顧展を開いたところ、当時16万人の観客があったそうだ。
http://www.philamuseum.org/collections/permanent/104425.html

ルソー『陽気な道化たち』 ルソーは密林の絵をメキシコの風景画と称していたらしいが、メキシコの人びっくりしはると思う。例によって嬉しくなるような濃い密林にわけのわからん動物たちがいる。それだけで嬉しくなる。
http://www.philamuseum.org/collections/permanent/51097.html
そういえばプライスさんは若冲のいきいき動物家族(勝手なタイトルで呼ぶな)のタイル画をご自宅のお風呂場に再現されてるそうだが、それに倣ってこんなのはどうだろうか、ルソーの密林画を集めてお風呂の壁画にするというのは。きっとジャングル風呂になり、葉緑素パワーに満たされると思うが。(ライオンらに噛まれる恐れあり)

3.キュビズムとエコール・ド・パリ 20世紀美術の展開
正直言うと、エコールド・パリはいいが、キュビズムはあまり好まない。
デュシャンの油彩の肖像画など初めて見た。

レジェ『生き生きした風景』 普段あまり好まないレジェだがこの作品はわりと気に入った。グレーと赤と白と黒。1924年、モダンなセンスだった。
http://www.philamuseum.org/collections/permanent/51986.html
‘20年代だと言うことを強く感じさせる作品。

マティス『テーブルの上の静物』 屏風の手前のテーブルには色んなフルーツや瓶がある。
青磁の梅瓶らしきもの、清朝の黄色く円形の瓶など。原色の歓びを感じる。

『休息する二人のモデル』 オダリスクな衣裳の女と白い衣裳の女とが、気だるく横たわっている。官能性と緊張感、とマティスは言ったがこの絵を見ると少しは理解できる気がする。マティスも大人になってから好むようになった画家だ。特にアメリカのコーン・コレクション以来。
http://www.philamuseum.org/collections/permanent/59852.html

『青いドレスの女』 車内吊り広告にもなってます。これも何十枚となく描いてから、「この線を使う」と採用した線を用いて描いたのだろうな・・・。写実からこのシンプルな構造に至るまでのプロセスを思うと、マティスはやはり凄いとしか言いようがない。
もっと驚いたのは、この絵に使われた色の数。え゛っそんなに少ない?!数えて驚いた。マティスはやはり素晴らしい。
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ロベール・ドローネ『エッフェル塔』 縦長の画面にエッフェル塔とその周辺とが明るい筆致で画面に載せられている。これもまた’20年代らしさのあるイケてる作品だった。
http://www.philamuseum.org/collections/permanent/51349.html

クレー『魚の魔術』 これは絵本ならどんなに好きか、と思った。どうしてこんなに’20年代は名品が多いのだろう!’25年の作品、同時代に日本には古賀春江とRRR武井武雄がいた。クレーのこの作品は童画として見る方がわたしの中では嬉しい作品になる。
下地に色んな鮮やかな色彩を塗り、その上を黒で塗りつぶす。そして削って下の色を出す。
そんな手法、とても好きだ。子供の頃わたしも楽しんだ。だからますます嬉しくなるのだろう。
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ブランクーシ『接吻』 ・・・セッケンならほしい、と思った。

シャガール『プリム祭り』 どこかの学校の壁画の原画(壁画は未構築)だからか、空飛んだりナンダカンダのひとびとではなく、敬虔なユダヤの人々の姿がそこにある。
赤地に薄い色彩の人々がいるが、どことなく幸せそうに見える。特に左端の女の人が印象的だった。
http://www.philamuseum.org/collections/permanent/59482.html

4.シュールリアリスムと夢 不可視の風景
キリコ『占い師の報酬』 去年かキリコの回顧展を見てからキリコにも親しみを感じるようになった。とは言え喜んで見に行くわけではないのだが。横たわるアリアドネ像に、茶色い大地。やしの木と汽車・・・。

ミロ『月に吠える犬』 ミロもあまり好まないのだがこの絵は楽しく感じた。本当は犬に悲哀を感じたり、背景の黒地について何かを見出さねばならぬのかもしれないが、そこまでミロに関心がないのだ。
http://www.philamuseum.org/collections/permanent/53949.html

マグリット『六大元素』 6ELEMENTS。ベッソンでも五行でもなく。ここに描かれているのは、炎・裸婦・森・建物・雲・鈴飾りつきカーテン・・・。わたしなどには到底わからない作品だが、裸婦の胸がきれいだとか、こんなカーテン困るな、という感想が湧いた。
http://www.philamuseum.org/collections/permanent/51043.html

5.アメリカ美術 大衆と個のイメージ
サージェント『リュクサンブール公園にて』
サージェントの作品は優雅で好きなものが多い。ここに描かれているのは白い地に金色の満月、それを映す噴水、そして公園を散歩したり、待ち合わせをしたりしている人々の姿。
色彩も静かで綺麗だった。こうした作品を見ると、サージェントが欧州の人でないことが不思議なくらいだ。
http://www.philamuseum.org/collections/permanent/101764.html

カサット『母の抱擁』 カサットの母子(主に子供は女の子)はいつ見ても・どれを見ても、心が優しくなる。これはいわさきちひろの絵を見たときと同じ気持ちかもしれない。
女の子のぷくぷくしたあご、頬、手首・・・心を尽くして育ててあげたい、という気持ちになってくる。
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『アレグザンダー・J・カサットとその息子ロバート・レルソ・カサットの肖像』
なんと良く似た父子か。メアリーの兄とその息子。この少年はまだまだトム・ソーヤーの世代らしく、じっとしていられないようだ。お父さんにもたれているが、何を仕出かすかわからない楽しさがある。絵描きの叔母さんは多分、たいへんだったろう。
http://www.philamuseum.org/collections/permanent/104479.html

ジョン・スローン『ニューヨーク6番街30番通り』 ソーシャルシーンというのか、アメリカ絵画にはこうした作品が多いように思う。丁度百年前のNY。まだ不景気も禁酒法も来ていない時代なのに、もうこんなにも・・・。見ていてせつなくなった。
http://www.philamuseum.org/collections/permanent/59874.html

ダニエル・ガーバー『室内、朝の光』 泉屋分館にある『朝の喜び』を思い出した。そんな題材。朝日の差し込む明るい室内で、若い女の手に親しい手紙が届く。光は女を包み、室内を明るくしてくれる。

フローリン・ステットハイマー『ベンデルの春のセール』 シュールと言うか面白い絵だった。バーゲン会場。みんな大変。色合いの可愛い作品だった。当時は評価されなかったそうだが、楽しい気分になる。非難・揶揄するつもりで描かれた絵ではないからだ。
http://www.philamuseum.org/collections/permanent/52270.html

オキーフ『ピンクの地の上の二本のカラ・リリー』 オキーフの花シリーズは割と好きだ。このカラーもいい。微妙な官能性がいい。しかし画家はそんなつもりはない、と否定したそうだが、それは言葉だけのことではないだろうか。アメリカのピューリタリズムがまだ活きていることを考えると・・・
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かなり楽しめる展覧会だった。
しかし絵葉書がいきなり150円なのにはクラクラした。本も買わず、美術館の画像リンクに繋いだのは、経済がそれを許さないため。
京都の次は東京。それぞれ二ヶ月ずつの期間です。大いに楽しみましょう。



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コメント
こんばんは。
この展覧会のことは知りませんでした。よさそうな作品がいろいろありそうで楽しみです。
クレーの《魚の魔術》にびびっときました(古い表現!)。技法のことはよくわかりませんが、質感がおもしろそうです。ぜひ実物をじっくりみようと思います。
2007/07/17(火) 00:05 | URL | キリル #pQfpZpjU[ 編集]
クレーが楽しみ♪
この展覧会、京都展の方に行こうと思っています。
混雑具合は、いかがでしたか?

ブログで拝見する限り、逸品ぞろいですね。
特にクレーの作品が楽しみ♪
絵葉書150円は確かに痛いです。
2007/07/17(火) 19:36 | URL | meme #z8Ev11P6[ 編集]
☆キリルさん こんばんは
秋の目玉の一つだと思いますよ、上野の。
まぁしかし経済的に苦しくなる大型展覧会が、近頃とみに増えてますね、でもこれは行く価値のある展覧会です。
クレーの魚さんはとても楽しい作品でした。
思想とかどーのこーのより、機嫌よく絵の前に立つ、
それが一番大事な気がします。


☆memeさん こんばんは
初日の早い時間に行きましたが、後から後からお客さんが詰めてきますね。夏休みの目玉だと思います。
東京都美術館の建物の構造を考えると、こちらの方がいいようにも思います。平面移動ですから。
本は2500円、チケットは正札なら1500円、葉書が150と言うことを考えるとクラクラしますが、最近の流れかもしれません。
いいラインナップでしたよ。
2007/07/17(火) 22:21 | URL | 遊行七恵 #-[ 編集]
フィラデルフィア美術館のコレクション、WEBで画像が見られるようになったのですね。2005年に訪問して、図録をもっているのですが、ごく一部しか収録されていないので、一生懸命頭の中に入れた覚えがあります。東京に来るのが楽しみです。
2007/07/19(木) 01:31 | URL | ak96 #-[ 編集]
こんにちは。すばやく観てこられた七恵さんが羨ましいです。記事を読まさせて頂いて、京都に飛んでいきたい心境です。とにかく、近年あった○○美術館展では一番いいかもしれませんね。

手元にある“ラミューズ世界の美術館”シリーズのフィラデルフィア美術館(94.4.12号)に掲載されている名画が沢山出品されてるので、もうびっくりです。

これを手にしたときから心をとらえて離さないのが、マチスの“青いドレスの女”とクレーの“魚の魔術”、そしてルノワールの“浴女たち”です。七恵さんもお気に入りのマチスとクレーの絵に秋会えるかと思うと嬉しくてたまりません。ルノワールは残念ながら“浴女たち”はきませんが、表紙を飾っている“ルグラン嬢”ですから、ルノワール好きとしてはたまりません。

私はクレーが大好きなのですが、カラリスト、クレーの絵では、この“魚の魔術”とMoMAにある“魚のまわりで”が最高傑作ではないかと思っています。
2007/07/19(木) 17:51 | URL | いづつや #RK0OJ0uw[ 編集]
☆ak96さん こんばんは
さすが海外の情報にお詳しく、現地へ飛ばれるak96さんだけに本場の図録をお持ちとはイイですね~。
webの画像はクリックすると拡大もしますので、その点とてもいいなぁと思います。
有名どころの作品が随分入っていて、見ているとどんどん奥地へ入り込みそうです。
東京展を楽しみになさってください。よかったです、本当に。


☆いづつやさん こんばんは
ルノワールは私も大好きなので、久しぶりにルグラン嬢に逢えて嬉しかったです。『大きな浴女』はこれはやはり間近で見る感動がありました。
自分の肉眼で見ないとわからないよさがありました。
クレーはわたしも魚や花が一緒にある作品がいいと思います。
心が素直になったような気分でしたよ。
お楽しみにお待ちください♪
2007/07/19(木) 23:05 | URL | 遊行七恵 #-[ 編集]
こんばんは。
東京展のチラシをもらってきましたが、なんかいろいろ書いてあって「あの「バーンズ展」の感動がよみがえる」とか、「美のオールスター奇跡の饗宴とか」
どうでもいいけど新光証券が協賛していて「週刊新潮」に招待券プレゼントの告知が載っていたので、当たらないことは承知ではがき出してきました。
モネも大和証券にはがき出したら当たったということもあるしね。
2007/07/27(金) 21:34 | URL | oki #-[ 編集]
okiさん こんばんは
チラシのあおり文句は客の心をそそらないとあかんので、それでいいと思いますよ、要はそれをまともに受け取って期待しすぎで怒ることがなかったらええのです。
ちょっと東京はあおりすぎる傾向がありますね、なんにしても。
葉書当たるといいですね。
2007/07/27(金) 21:52 | URL | 遊行七恵 #-[ 編集]
東京のフィラデルフィア
 TB多謝。美術館へのリンクを使わせていただきました。「○○美術館展」という展覧会の図録は原則としてパスしていますので、助かりました。
 全体としては、気楽に見られるとても良い展覧会でした。↑の記事にはいちいち納得しています。
 
2007/10/13(土) 09:30 | URL | とら #8WYMted2[ 編集]
とらさん こんにちは
ネットの利点がこういうところで活きましたね♪図録は買わず、読むだけに留め、ついでに必要なところだけ調べました。

基本的にソソリは、ハッタリがあってナンボなんでしょうね。極言すれば見世物の昔と変わりがない、と思っております。
2007/10/13(土) 11:04 | URL | 遊行七恵 #-[ 編集]
遊行さんこんばんは
コメントとTBをありがとうございました。

自分の感想には書かなかったのですが、ドガ...不穏でしたね...
異彩を放っていました。

あと、セザンヌは『風景、オーヴェール』のほとんど抽象にも
はっとするものがありました。

それにしてもクレーの『魚の魔術』はいいですよね。
クレヨンに釘でも買ってこようかしらん...
などと思ったりもします。
2007/10/29(月) 23:18 | URL | lysander #f8kCkkcg[ 編集]
lysanderさん こんばんは
そうです、不穏です。マジヤバイの絵です。

セザンヌは今ブリヂストンでも特集展示してますね、林檎と山と水浴とはことなる世界観の作品でしたね。

クレーは本当に可愛かったです。
クレヨンに釘…いいなぁーやりたいですね
2007/10/30(火) 00:05 | URL | 遊行七恵 #-[ 編集]
こんばんは。再度失礼します。

コローの人物画というのはこれまであまり印象がないような気がしていたんですけど、とても魅力的でびっくりしました。マチエールのせいもあるかもしれません。コロー好きだったのかも、と思いました。
《月に吠える犬》はおもしろいですね。絵画作品という感じはしませんでしたが。
それにしてもこちらの記事は詳しくてありがたいです。勝手に図録代わりにさせていただきました。
2007/11/17(土) 01:42 | URL | キリル #-[ 編集]
キリルさん こんばんは
>コローの人物画
コローは本当に素敵な人物画が多いです。
意外なくらいの数がありますが、みんなとても魅力的です。

>勝手に図録代わりに
どーぞどーぞ。
そのつもりでリンク張ったんですから♪

洋画展の中ではベストでした。
2007/11/17(土) 19:52 | URL | 遊行七恵 #-[ 編集]
TB遅れてすみません。
遊行さん、ご無沙汰しています。
やーっと「フィラデルフィア美術館展」の記事ができましたのでTBさせていただきます。
私はひねくれ者なので、どうやら読売主催の総花的展覧会がちょっと苦手になりつつあります。
とはいえ、よい絵も勿論あってそれらを初見できたことは良かったです。
特にマティスの黒、マネやピサロの瑞々しさは忘れがたいです。
またぼちぼち美術展の記事をアップしていきますので、どうぞよしなに。
2007/12/10(月) 23:04 | URL | アイレ #-[ 編集]
アイレさん こんばんは
>読売主催の総花的展覧会がちょっと苦手になりつつあります
わたしもそうです。
もともと読売には含むところオオアリなわたし。

>特にマティスの黒、マネやピサロの瑞々しさは忘れがたいです
あの色彩の数の少なさと印象深さにびっくりでした!
本当にこれは目の前で見てわかることでしたね。
2007/12/10(月) 23:45 | URL | 遊行七恵 #-[ 編集]
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フィラデルフィア美展のルノワールとマティス

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