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美術館・博物館・デパートでの展覧会を訪ね歩き、近代建築を見て周り、歌舞伎・映画・物語に溺れる日々の『遊びに行った日を記す』場所です。 

ディズニー・アート展ふたたび

昨夏MOTで『ディズニー・アート』を楽しんだが、今夏大阪のサントリーミュージアムにも来たので、夏休み最後の日曜日に出かけた。もう2週間前の話だが。
去年の感想はこちら。
http://yugyofromhere.blog8.fc2.com/blog-entry-586.html
mir264.jpg

ミュージアムのそばには海遊館があり、そちらも大行列だったが、こちらも多かった。
ただし去年の東京ほどではない。見たいものは見れたし、買いたいものは買えた。
その意味では良かった。
展覧会の後世は去年と同じだから細かいことは書かないが、間近で見れて嬉しくて仕方ない。お客さんも様々な年齢層の人がいる。決してお孫さんを喜ばせるためだけでない、ご年配のお客さんも多かった。関西人は一般に、知らない人に自分から話しかけることが多いので、あちこちで「これはあれや」と言った説明がされていた。
聞かされた人も喜んでいる。mir265.jpg

「あー」と言う声も多い。
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私と友人は「元祖パラパラマンガ」をめくって遊んだりしたが、後でそれを見る人が「イやー」と喜ぶので、スピードを変化させたりしてサービスした。

原画はさすがに素晴らしいものが多いが、それを見るうちにますますオールド・ディズニー(クラシック・ディズニーと言うべきか)への愛着が増してゆく一方、今の作品には関心が湧かないのを実感する。
背景の美にも惹かれる。『眠れる森』などモネを髣髴させる池もあり、『バンビ』ではバルビゾン派の画家が描いたのでは、と思うような森が広がっている。
アメリカは歴史が浅いから芸術でも後進国だったが、進化のスピードは速く、たちまちにしてこんな素晴らしい作品を生み出したのだ。
mir266-1.jpg

バンビとお母さん。なんと言う見事な森だろうか。
そういえばバンビとバンビのGFの会話が楽しい。そのシーンの下絵が展示されていて、英語と対訳が並んでいるが、そこからちょっとしたニュアンスを読み取らねばならない。
可愛い会話、キュートな幼いカップル。
カップルといえば、今回『わんわん物語』の絵葉書二枚が入ったクッキーを購入した。友人は『ダンボ』を買った。葉書は1枚150円だが、このクッキーは700円なので、とてもお得な気分がある。
このシーンはパスタとは言いたくない、スパゲティ、あくまでもこれだ。
ほのほの幸せな気分。mir269-1.jpg

クッキーの外箱はそのまま額縁になる。
替えの葉書はこちら。mir269.jpg

去年ショップのレジが1時間以上待ちで諦めたが、ここはそうではない。混んではいるが手早い。ふと見れば二千円以上買い上げならオリジナルバッヂプレゼントだというので、私と友人は一緒に会計し、後で仲良く分け合った。
絵柄はチラシと同じオーロラ姫。

中身については去年詳しく書いたので今回は詳述しないが、楽しい気分は持続する。
購入は痛手なので見合わせたが、宣伝チラシを貰ったので、それで代用する。クリックしてください。
mir267.jpgなかなかすばらしい。mir268.jpg


私は今回この『ダンボ』が可愛くて仕方なかった。
mir266.jpg

それで思い出した。久世光彦のエッセーで大学時代の友人の話の中に、大江健三郎のエピソードがあった。大江は子供好きで、映画館で泣いてぐずる見知らぬ子供に自分の耳を引っ張って「ダンボ??」と喜ばせたそうだ。
なんだかいい話だ。

最後に、今回印象に残ったのは、ディズニーランドの設計図だった。
これが本当の宝島の地図なのかもしれない、と思ったのだ。
展覧会は既に先週終わったが、こうして楽しむことが出来、本当に良かった。
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コメント
狂喜乱舞でブログどころではないのではと、思いましたが・・・
今日も、狂喜乱舞だったらいいんですけどね。

子どもの頃、夏休み(冬休みだったかもしれないし、春休みだったかもしれない)の定番行事は、ディズニーの映画でした。昔は、何かしら、毎年新作があったように思います。
昔々の遥か昔のディズニーのキャラクターグッズが、これまた昔の引っ越しで行方不明になってしまったのが、今となっては残念。
ファンタジアのLD(スペシャル・コレクション?)を持ってますが、とても戦前の作品とは思えないですね。
2007/09/09(日) 18:03 | URL | 鼎 #-[ 編集]
いきなりシーツが走者返しです。ムフフ。
鼎さん こんばんは
わたし、何が一番「狂喜乱舞」するかと言うても、やっぱり巨人を3タテすることです。
悪の権化を倒す。これです、これ。
(最近記事のスピードが落ちてたのはやっぱりこのせいでした)

春休み・夏休みは東映マンガ祭りでしたから世代は違うのですが、ディズニーは映画館にかかる度に叔父に連れられました。
ウォルト・ディズニーと彼の直のスタッフが揃っていたころの作品は、本当に最高でした。犬でも猫でも鹿でもうさぎでも、みんな愛らしく・なまめかしく・柔らかでリアルな動きを見せ、背景も本当にきれいでした。
わたしは洋画の風景画を見るようになったのは、間違いなくアニメの背景から始まったと思います。ディズニーだけでなく日本の作品も含めて。
やっぱりいいなーとしみじみ思いました。

2007/09/09(日) 18:15 | URL | 遊行七恵 #-[ 編集]
ありゃりゃ
本当に狂喜乱舞じゃないですか。
スコアみると、凄い試合ですな。
http://www.asahi.com/sports/bb/game.html

関東は時間切れでした。
2007/09/09(日) 23:18 | URL | 鼎 #PgtEBqSc[ 編集]
わー、こんなのもあったんだ。
アリエル以前のディズニーのファンです。
CGの技術を否定するものではありませんが、
ディズニーにはそういうものを凌駕する
ものがあったと思います。
2007/09/10(月) 06:51 | URL | OZ #-[ 編集]
遊行さんこんにちはv
わー!!かーわいーーvvv
大人になっても『眠れる森の美女』とか
映画館に見に行きました。
お姫様のあの優雅な動きがたまらないですよね。あれってすごいと思いました。
>パスタとは言いたくない、スパゲティ
同感です!!

幼いころ、バンビの絵のついたベビー布団が私にとってけっこう大きくなるまでライナスの毛布でした///
バンビ、妹によるとザナドゥらしいですし…
(笑)
ディズニー、違う国のものなのに、人生に当たり前のように溶け込んでいる…すごいなぁ。
秋もいろいろなエッセイ、楽しみにしていますvv
2007/09/10(月) 08:29 | URL | ろこ #-[ 編集]
☆鼎さん こんばんは
いやはやしんどい試合でした。ラジオで最後まで聞きました。
その甲斐オオアリでした。


☆OZさん こんばんは
同感です。日本アニメでのCGは好きなのですが、ウォルト・ディズニーとそのスタッフたちの職人芸には魂がこもっていたように思います。その技能を「時代の流れ」と言うことで捨ててはいかん、と思うのです。


☆ろこさん こんばんは
パスタはサラッとしてるんですが、スパゲティはややドロッ系な感じがして好きです。
お気に入りのものって手放したくないんですよね、別れて歳月がたち、今度は身内がそれにハマると「フフン」な感じが・・・(笑)
ザナ~~
2007/09/10(月) 21:46 | URL | 遊行七恵 #-[ 編集]
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